プログラミング P()20 2018 2 24

「プログラミング P()19 2018 2 17」の続き

「連載は終了です。あとは、不定期で」
 C言語については、「C()1」から「C()10」で、
Python言語については、「P()11」から「P()20」まで、
「入門の入門」レベルは書いたと思いますので、
連載という形では終了します。
 今後は、不定期というか、随時という形で、
プログラミング言語関係の文章を書きます。
「COBOL言語」、「Java」、「C#」などを不定期で書きます。

「import機能」
 Pythonには、「import」という機能が特徴的です。
これは、一種の「拡張機能」のようなものです。
 もちろん、他の言語にも、似たような機能はありますが、
Pythonのimportは、充実していると思います。
 ちょっと違いますが、似たようなものとして、
C言語では、プログラムの冒頭に、
たいてい、「#include <stdio.h>」があります。
 これは、今まで説明もなく使っていましたが、
処理結果を画面に表示する「printf」機能を、
「#include <stdio.h>」で読み込んでいます。
 では、さっそくプログラムを見てみましょう。
import calendar
print(calendar.month(2018,2))
 だいたい見当がつくかと思いますが、
「calendar」という機能を読み込んで、
2018年2月という「month」を表示します。
 「卓上カレンダーを見れば済む?」
確かに、その通りですが、
未来のカレンダーも表示できます。
import calendar
print(calendar.month(2020,2))
これは、2020年2月のカレンダーになります。
 「import」機能に興味を持ったならば、
「http://docs.python.jp/2/library/」を見てください。
 かなり豊富な在庫がありますが、
きっと興味を引くものが見つかると思います。

「相性がある」
 最近は、少なくなったと聞きますが、
パソコンの部品を秋葉原で集めてきて、
パソコンを自作する場合に、
部品同士の相性が悪くて、お互いに認識しないで、
せっかく組み立てたパソコンが動かないということがありました。
最近は、そういうことは少なくなったと聞きます。
 考えてみれば、これは奇跡的かもしれません。
パソコンを構成する部品は数多くありますが、
部品のメーカーは全く違うわけで、
世界中から、安くて優秀な部品をかき集めて、
パソコンを作っているようなものですので、
まるで「指揮者のいないオーケストラ」のようなものです。
 さて、プログラミング言語にも相性があります。
プログラミング言語は、星の数ほどあります。
古くは、「FORTRAN」や「COBOL」、
メジャーなところでは、
「C」、「Java」、「C++」、「C#」、
最近では、「Python」があります。
 しかしながら、プログラミング言語にも相性があって、
私は、最初は「Java」には、なじめませんでした。
要するに相性が悪かったのです。
 そういうわけで、あるプログラミング言語を勉強して、
たとえ挫折しても、「私はプログラミングに向いていない」と思わないでください。
他の言語とは相性がよくて、うまく行く場合があるからです。
 片っ端から、いろいろな言語に挑戦して、
相性のよい言語を見つけるという方法があるかもしれません。






















































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